2013-01-14 短くて儚いのが切なくて綺麗だという思いこみが全てを神聖にしようとする 朝起きて窓を開けると、天使の羽が空を舞っていた。触れようと手を延ばすと、私の体温でそれはすぐに水に変わってしまった。たくさん降って地上に積もった白い羽は、排気ガスで薄汚れた雪になっていた。そのままこの街を喰いつくせ、と思った。タイトルはsleepy.abの歌詞から、自戒を込めて。 メルシー松井 良太