2013-01-01から1年間の記事一覧

住む場所はあるけど

素晴らしい出来事に触れることができて、それに感動できる心と身体があって良かった。身内には優しいけど他人には厳しい人達と、それにすり減らされるのはいつまでも他人のせいにしている自分だ。「怒られる方がカラッとしていないと無理だけどね〜」メから…

射精

夢、アパシーズ、噴水、愛、傷跡そして酔って頼るのは自分の弱いところだ。愛してます。皆。 松井 良太

とても綺麗だわ

南の方や西の方へ行きたいと思う時は、自然とアルコールに手が伸びてしまうし散歩と言う名の徘徊も長時間に及んでしまう。つまるところ私はこの「考える」という行為ないし癖から逃げたいのかもしれない。けれどそれは無理だし本当はこれでいいと思ってもい…

離れるなよ

「意識の有無は免罪符にはならない」と、昔から私は思っている。他人に対してこれを説くのはあまりにも説教くさいので基本的に自分の取る態度の指針として思うようにしている。そしてそれは何度も裏切られたし、今ではもう最初の頃の腹にドシンとくる重さは…

光の柱

魂がやっとこの身体に慣れてきたので、膜を洗い流したら出かけるぜ 松井 良太

触らせてよ

私は天使なので皆さんの言うことはよく分かりません。何が善いことで何が悪いことなのか、何が美味しくて何が不味いのか、何が仕事で何が仕事じゃないのか、どこまでが生活でどこまでが人生なのか。私には到底理解できません。皆さんの中には共通認識がある…

あなたの変える場所

去年の今頃聴いてたこの曲は、絶望と不安と秋と夜中の中華街を一度に感じることができる超ノスタルジックなものである。あなたの帰る場所はあるから、名前を呼んでくれ 松井 良太

ベリーナイス自己愛

つい数年前まではよく季節の変わり目に体調を崩していた。「松井くんは身体弱いよね」なんてことをそんなに親しくない人から言われたりもしていた。今となっては年に一度鼻風邪をひく程度だが、その度にちょうど高校生三年生の文化祭の頃を思い出す。その付…

細い影

しばらくの間長い文章を書いていないせいか、以前より物を書いたり説明したりするのが下手になっている気がする。文章を書かなくなった理由は数あれど、おそらく今、自分がファッション関係にハマりすぎてることが大きいんだろう。語りたい歴史も個人的な好…

自分の親

肉体の親は、まあ私の両親な訳だが脳味噌の親は恐らく何人かいて、私はその脳味噌の方の親をそろそろ殺しに行こうと思う。いつの間にか飼い慣らされていたんだな。当然、ナメられてるとも思う。何しろ例の親たちは私の存在すら知らないのだから。完全犯罪と…

07/10

髪を短くすることにも抵抗がなくなってきた。また、いよいよこの猫背はいいことが何一つとしてないということにも気が付いたので、最近はなるべく背筋を伸ばして生活を送るようにしている。そんな感じ。 松井 良太

それは愛が彷徨う影

明日、生きている保証はない。自分も、数少ない好きな人たちも。だからそういう人たちにはいつでも後悔のない接し方をしなくてはいけない。「あれが最後だった」と振り返った時に、いつでも胸を張れるような態度をとっていたい。それは分かる。けど、同時に…

ミートローフ

は卵が入ってる方が好き。 松井 良太

よく考えたら

好きなもの。洋服、コラム漁り、ラジオ、散歩、規則正しい生活。。と、こんな俺でも数人くらいは心から楽しく過ごせる人が(勿論真剣に、という意味で)いる訳だから、私は他人と気が合うとか合わないとかあんまり興味ないのかもしれない。今日の静かな雨は考…

復讐

いつ髪切るんだ? 松井 良太

サイケとかテクノとか

正直聞き飽きてる。音楽じゃなくて、そういう人たちの「同じことを違う言い方で表す言葉」に。まあ究極的に言えば全部がそういうものだって分かってるんだけど、スイセイノボアズ石原正晴の言葉を借りるなら「なぜダサいやつほど、ロックとかサイケとか言い…

久しぶりに

曲を書いた、二曲。なんとなくBLUE HERBみたいな曲となんとなく森田童子みたいな曲。それと昔に書いた「give me m0re」という曲を少し変えて録ってみた。前のはそのまんまTHE NOVEMBERSのアイラブユーだったから、今回はなんとなくアイラブユーみたいにして…

エミール

部屋でdipのAFTER LOUDを流しながら掃除炊事洗濯を済まし、渋谷へ。特に何をした訳ではなかったけど、目的が最初からなければそれで磨り減ることも今はあまりなくなった。四時ごろには家に戻り、外の光が少し入る自分の部屋で火の鳥の続きを読んだ。台詞の中…

すばらしい日々

アルコール。私の二つの視力が失せ、脳にこびりついたモラルが溶けて流れていく。そうして私は全部が解るようになる。この「解るようになる」という言葉の持つ脆弱さは決して耽美ではない。偶像でもない。憧れでも、海の向こうの国のものでもない。私の私に…

間違った夜に

16歳の頃、恋人に椎名林檎を勧められて勝訴ストリップというアルバムを聴いた。イヤフォンをはめて、再生ボタンを押す。そして「しかしなぜにこんなにも目が乾く気がするのかしらね」というこのアルバム最初の彼女の言葉を聴いた瞬間、私の目は逆に潤んでい…

味覚障害のデブの暮らす街で

無機質な温かさのない部屋でニワトリがバラバラにされるのを見ていた。首が落とされたり、およそ生き物の中にあるとは思えない色の内臓が見える度に周りにいた人達は驚きと喜びを孕んだ小さな悲鳴をあげて、それはもうどうでも良かった。私は綺麗に並べられ…

魂の燃焼

毎日毎日ビールを飲んでいるのに、身体はなぜか痩せていく。身体の中が太陽系だから仕方ない。おまけに魂は宇宙だから、もうきっと人と言葉を交わすこともないだろう。辿り着くとこまで辿り着いたら、結局愛しかないな。ドラマ「最高の離婚」の綾野剛演じる…

イル

1/28 仕事帰り、トルコから一時帰国している後輩に会う為に青葉台。元気そうで良かった。1/29 ひどい二日酔いを覚悟していたのだけど、目覚めはとても良かった。昨晩の余韻でまた訳のわからない自己否定的で自己防衛的なこと(何のことだ)を思った。1/30 幼馴…

魂は残される

植物が生き物の美しさを体現して、私達はそれに気付く事ができる。でもその考えがすでに、なんというか傲慢で、結局は都合の悪い事が通り過ぎるまで見ざる言わざる聞かざる、か。またアルコールが私を踊らせて、真実を見えなくした。けれど、もういいんだ。…

短くて儚いのが切なくて綺麗だという思いこみが全てを神聖にしようとする

朝起きて窓を開けると、天使の羽が空を舞っていた。触れようと手を延ばすと、私の体温でそれはすぐに水に変わってしまった。たくさん降って地上に積もった白い羽は、排気ガスで薄汚れた雪になっていた。そのままこの街を喰いつくせ、と思った。タイトルはsle…